月別アーカイブ: 2011年11月

CAD CAM (2)

この写真は先程のミリングマシーンです。この中で、親指ほどの焼き物からマシーンがかぶせ物を削りだしているところです。発熱を避けるために、周囲からは絶えず注水がされています。10分程で歯と同じ色のかぶせ物が出てきます。元になる焼き物の塊はいろいろな色が選べ、また後である程度色を調整できますので、口の中ではどの歯が後でかぶせたものか区別できないぐらいになります。また長期的にも変色することはありません。 今回作ったものは現在T氏が最終調整中です。いずれブログの中で紹介します。残念ながら健康保険の適応にはなっていませんが、将来これが一般的になるのかなと思っています。 歯科医院での型取り自体がなくなるかも知れません。3Dカメラがあれば事足りますので・・・。

CAD CAM (1)

今回は最新の歯科治療について少し書きたいと思います。CAD CAMといってもあまり馴染みはないと思いますが、工業界では普通に行われていると聞いています。要はコンピューターにより設計をし、コンピューターの助けを借りて製品を作り出すことのようです。
 歯科界にもこのシステムが入ってきました。今日、スタッフ共に、お付き合いのあるHラボに見学に行って来ました。 
 通常、患者さんの口に入るかぶせもの等は歯科技工士さんの手作りです。CAD CAMを使うと技工士さんはコンピューター上で設計をし、後は機械が(ミリングマシーンと言うみたいです)ほぼ技工物を作ってくれます。技工士さんはあと調整や仕上げをします。通常ミリングマシーンは焼き物の塊から技工物を削りだします。写真は我々の取った歯型をコンピューターに取り込んで、かぶせ物を設計したところです。
 以下つづく。